2010年09月25日

今後のウェブ標準で実現できる先端的なデモサイト(1) - BMWサイト編【改訂】

これまでの投稿(こちらこちらこちら)で「Internet Explorer 9 Betaを使ってみる」として、新しいUIや性能などをチェックしました。もう一つの大きなポイントはHTML 5への対応です。

マイクロソフト社はこれまでに、ウェブ標準の「chapter-by-chapter, spec-by-spec」などの単位で、「Internet Explorer Testing Center」(こちら)で実現度を宣伝してきましたし、「Test Drive」(こちら)で実現した実際の動きを示すデモサイトとして徐々に拡張してきました。

現実的な開発の進め方として、Internet Explorer 9(以下、IE 9又はIE 9 βと略)の開発スケジュールに合せて、(Testing Centerの)テストケースを用意して公開していると思われます。今後もテストケースが増えていくのではないかと思います。ウェブ標準のコミュニティをチェックしていないので分りませんが、標準として固まるには未だ時間が掛かりそうです。


アップル社が提供する「The Safari Technology Demos」サイト(こちらを参照)やグーグル社の「Chrome Experiments」サイト(こちらを参照)は、基本的に自社開発ブラウザでしか動かないようになっています。マイクロソフト社はIE 9 βを公開するに当たり「Test Drive」を拡張していますが、一般ユーザと連携して多くのデモサイトも提供しました。スペックの準拠としては、推奨をIE 9としていますが特に別のブラウザでも(動作する場合は)綺麗なページを見せてくれます。実際にこれら両系統のサイトは、IE 9 β以外の複数のブラウザで動く場合もあります。

本ブログでは特定のブラウザが新ウェブ標準の元で作られたという特定のサイトで動くから、そのブラウザが先端的で素晴らしいとは考えていません。全てのブラウザが同じように動作する事が可能なウェブ標準こそ、素晴らしい標準であるという立場をとります。


従って、これから何回かに亘ってIE 9 β以外のブラウザが同様の動作をするサイトを、(主に上記のマイクロソフト主導によるサイトが中心ですが)順次紹介していきます。それはスペックが固まりつつある部分である事を示しているからと考えているからです。また、その時でも他のブラウザでの課題も明確にしたいと思います。



さて大分長い前置きになりましたが、最初の紹介サイトはこちら(IE 9 βとGoogle Chrome 6.0の場合のみ。スナップショットはこちら)。






操作の方法:

①「360°」とある破線の矢印にマウスを置くと回転のアイコンが出るので、ドラッグして左右に振る事で車の視点が回転し、車の全ての周囲を見る事ができます。合せて自動車の展示場の背景も回転します。

②「Experience tomorrow today」をクリックすると、バックが夜の風景になります(スナップショットはこちら)。




③「Efficiency at its most exciting」をクリックすると、車体表面での空気の流れをシミュレートします(スナップショットはこちら。残念ながら流れは動画になっていません)。




④「Blurring the boundaries」をクリックすると、(スーパーカーのように)ドアが開きます。

⑤「See more」をクリックすると、拡大鏡によって部分的に大きく見る事ができます(④・⑤のスナップショットはこちら)。




③と④は同時に指定できませんが、他は同時指定が可能です(スナップショットはこちら)。






動作するブラウザは、IE 9 β以外にGoogle Chrome 6.0があります。Safari 5.0ではIE 9 βの利用を勧められますが、「If you would still like to try the site, click here.」にクリックすると、立上がりに時間が掛かるものの①・②・⑤は動作します。Firefox 4 β6ではIE 9 βの利用を勧められる時、「If you would still like to try the site, click here.」にクリックしてもローディング(?)状態から立ち上がりません。



【改訂】2010年9月27日 9:45以前の本ブログ記事へ参照リンクの追加


 
posted by 鎌倉太郎 at 23:45| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用 | 更新情報をチェックする
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