1日目は法隆寺で、2日目は室生寺と長谷寺を拝観しました。
前回は室生寺でしたが、今回は長谷寺。以下ではPHP新書「奈良の寺社150を歩く」(槙野修著、山折哲雄監修)やフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考に、拝観ルートに沿って概略だけ紹介します。
近鉄大阪線の長谷寺駅で下車し、改札口正面からの階段を下り、道案内の掲示に従って進むと門前の商店街。
商店街が切れると本堂が望める入口。駅からここまでが約15分でした。
境内はこのようになっています。
長谷寺での拝観ルートはこちらの通りでした。
まず仁王門をくぐると本堂へ399段の登廊(のぼりろう)が続きます。
登廊途中で特別寺宝展を開いている宗宝蔵があり、特別寺宝展を開催していました。
長い登廊を登りきると左側に本堂。本堂に安置された本尊は身の丈約10mの木造十一面観音立像(国宝・重要文化財指定の木造彫刻の中では最大)で、「大観音特別拝観」の期間で立像の足元に案内され直接触れる事ができ、観音様との結縁のお印を頂きました。その入口が本堂右側面のこちら。
長谷寺の公式ページの写真を借りるとこんな感じです。
十一面観音立像を足元から仰ぎ見られるだけでなく、十二神将なども拝観できました。この特別拝観でなければ、上半身だけが拝見できる事になります。
さて、本堂の前面にある懸崖造の舞台からの眺めが素晴らしい。こちら。
写真の真中に見えるのが本坊で、この旅行の最初の投稿で掲載した「既に桜に包まれた本堂」の写真を撮った場所です。
本尊の参拝が終わって御影堂や五重塔を拝見しながら桜など境内を散策していくと本坊に着きます。本坊でも特別開帳として「菩薩御影大画軸」が拝観できました。
「菩薩御影大画軸」(こちら。他サイトの写真を借用)は、本尊の十一面観世音菩薩立像を描いた画軸で、日本最大級となる16mの大きさの為、本坊の大講堂いっぱいに使って公開しています。
長谷寺の記述の最後に、本坊から撮った長谷寺全体のパノラマ写真がこちら。