以下ではPHP新書「奈良の寺社150を歩く」(槙野修著、山折哲雄監修)やフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考に、拝観ルートに沿って概略だけ紹介します。
法隆寺の境内の拝観ルートはこちら。中宮寺からの帰路は、夢殿入口前から東大門を経て「伽藍の通い道」を通るようになります。案内板ルートも概ねこのようになっています。但し、特別開帳の期間が限られていますので、拝観できない場合があります。
前回は法隆寺の上御堂まででした。
聖霊院は聖徳太子坐像などが安置されていて、鎌倉時代の聖徳太子信仰の高揚により、それまでの僧坊を改築したもののようです。建物の正面はこちら。
宝物庫を横に見ながら北(奥)へ進むと、大宝蔵院・百済観音堂(1998年に完成)があります。
いまだに由来が不詳で居場所が一定しなかった百済観音像(こちら。他サイトの写真を借用)を安置しています。
百済観音像以外にも大宝蔵院は多数の国宝や重要文化財などを展示しています。
推古天皇の厨子と伝えられる「玉虫厨子」はこちら(他サイトの写真を借用)。
悪夢を良夢に替えてくれるという伝説から名付けられたと云う「夢違観音」(ゆめちがいかんのん・ゆめたがいかんのん)はこちら(他サイトの写真を借用)。
そのほか重要文化財の聖徳太子の絵画像なども展示していました。
未だ続きますが次回に。