2010年02月21日

Googleドキュメント内でコピー&ペーストを実現する「Webクリップボード」という新機能


公式ブログ
によるとGoogleドキュメント内でコピー&ペーストを実現する「Webクリップボード(web clipboard)」を実現したとの事。






範囲を指定して「サーバークリップボード」アイコンのプルダウンメニューから、「セル範囲をコピー」(スプレッドシートの場合)や「選択範囲をサーバークリップボードのコピー」(ドキュメントの場合)などをクリックすると、GoogleのクラウドにログインID単位で蓄積されます。

コピーした情報は複数個の蓄積が可能(これは良い!)で、明示的に削除するか、30日経過後に削除される事になります。詳細はこちらを参照。

実際にこのような文書の一部をコピーしようとしている様子がこれ









別の(新規)文書にペーストしようとしている様子がこちら、その結果がこちら。HTML形式又はプレーンテキストとしてペーストするかの選択ができますが、ここではHTML形式でペーストしています。










一方、スプレッドシートの例として、このシートをコピーし、別の(新規)シートにペーストしたのがこちら








残念ながら、一部の書式は現状では移動できないようです。



スプレッドシートから文書への異なるドキュメント形式間でコピー&ペーストを試みた(HTML形式)のがこちら。当然といえば当然の結果ですが、異なるドキュメント形式間ではプレーンテキストとして移動できればよしとしなければなりません。






「Webクリップボード」(「サーバークリップボード(Server clipboard)」?)でのデータ引渡しは、複数セッション間で可能である為、場所を変えても(翌日でも)有効なペースト機能になっています。

しかし、ローカルでできるコピー&ペースト機能を、複数セッションに跨って維持できるメリットは余り感じられません(あれば便利ですが・・・・)。

ローカル上では、別のWebアプリケーション間(例えば「OnSheet(こちらを参照)」からGoogleスプレッドシート)でもデータの引渡しができます。


そこで「サーバー クリップボード」を複数のアプリケーション間でも可能とするAPIを、Googleドキュメントとして公開(データ引渡し時のID、パスワード管理は必須)したらどうでしょうか。


きっとコピーデータの利用範囲がオフィース文書アプリを超えて拡大すると思います。


 
posted by 鎌倉太郎 at 00:34| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用-Googleドキュメント | 更新情報をチェックする
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