2010年02月12日

グーグルが「YouTube 動画速度の履歴」を表示するページを公表、ネットワーク強化の費用負担議論は?

公式ブログによると、「YouTube 動画速度の履歴」を表示するページを公表し、ユーザの地域(日本ではユーザの利用<ISP市平均<県平均<日本平均<世界平均)で計測した動作速度が直前30日間の履歴から表示されるといいます。
Speed Matters: Introducing the YouTube Video Speed Dashboard【2010/02/11】

「YouTube 動画速度の履歴」はここからアクセスできます。

ブログでは色々な要因があり、活用・判断はユーザ次第としています。



私の理解しているネットワークの仕組みからすると、ブログのグラフ傾向と私の地域でのグラフ傾向で、動画速度がISP市平均<県平均>日本平均>世界平均となっているのは理解ができます。
問題はユーザの利用実績の動作速度とISP市平均の関係でしょう。

それでも第一に前提となる速度計測の各レベルでの具体的な仕組みが明確になっていません。ISPのネットワークによる相違もあるでしょうし、ユーザが支払っている費用との兼ね合いについても議論できません。


YouTubeに限定しているといえども、比較されるISPの気持ちも分かりますネ。一時の話題から治まっていると思っている「ネットワークのコスト負担は誰か?」という議論が復活するのではないかと思います。現状はISP、コンテンツサイドとユーザが夫々の意識で負担していると(勝手に?)主張していると思います。

迷惑メールを大量に発行している組織に対して従量制限を始めていますが、これはユーザにとって「迷惑」という背景があるので、合意を得られやすいと思います(それでも減少しないし、抜け道も作られているようですネ)。しかし、YouTubeを初めとする映像系データへのコスト(或いは制限)を議論するのは、「ユーザのメリット」を考慮すると非常に難しい問題になるだろう事は想像できます。


やはり(広告も含めて)コンテンツで事業をしている企業側が、より多くの負担をしていく事が求められるのではないかと思いますが如何でしょうか。一方、事業をしている組織の役割を単純に特定するのは難しいので、今回の「みえる化」ツールの提供を機に、やはりグーグルなどが全世界でISPに対する無条件の費用負担を申し出ると喜ばれる(・・・・・!?)のではないでしょうか(これは皮肉ではありません)。


 
ラベル:YouTube 動画
posted by 鎌倉太郎 at 22:12| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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