Painter 4の特徴は自動ペインティングを備えている事にあると思います。その前処理の機能としては、他の画像処理ソフトの方が多種多様な対応ができるようです。そこで前回にも使った東京・有明のビル街の写真を「Adobe Photoshop Elements 7」で「エッジの光彩」効果の処理をして、Painter 4のベース写真とします。丁度夜のような画像になりますので、無料の写真素材サイト「足成」から「花火」の写真をダウンロードしてその上に貼り付けたのがこれ。
既に画像としてそれなりになっていると思います。
それでも油絵的にしたらどうなるかという事で画像変換しましたが、花火の部分は鮮明に見せたいという意識からその部分を「ソフトエッジクローンブラシ」というツールで復元したのがこれ。
もう一つ、印象派風にした場合(そして「ソフトエッジクローンブラシ」を使った結果)は、こちら。ここでは花火だけでなくビルに(花火からの?)光が当たっている事を強調したい部分を復元処理しています。
米国・ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)へ行った時(本ブログのこことこことこことここを参照)に撮影したヨセミテ滝(Yosemite Falls)の写真を「油絵」指定で変換したのがこれです。しかし、この場合には「ソフトエッジクローンブラシ」は効果がありませんでした(原因は不明)。
同じ写真を「印象派」指定で変換した場合には、「ソフトエッジクローンブラシ」の効果がありました。生成した画像はこちら。滝(上段、下段)と枯れ木に焦点を当てましたので、周りの印象派風の画質に対して枯れ木のリアル感は目立ち(過ぎ?)ます。