ベースとする写真は、昨日(2月9日)東京・有明に行った時に(この記事を書くのを目的とした訳ではなく)撮った写真です。それをそのまま、これまで通り画像変換したのがこれ(サムネイルのクリックで拡大。以下同様)。
(常緑樹の)木や(無機質な)ビルは季節に関係ないでしょうが、空の色を変えたり雲を加えたりすると、撮影した季節の感じが変わるようで、実際に写真を夏の空(と雲)をイメージして画像処理したのがこれ。
Painter 4が持っている「照明」の効果機能で、「照明」の位置や色を変える事で同じ写真も夕方に変える事ができました(こちらとこちら)。
夕焼けに映える(?)ビル
薄暗くなってきたビル街
夏の空のイメージとする為に使った雲を加えるという事は、真っ青な空では面白みがないので変化を与える場合にも使えます。
去年秋(10月下旬)に立山・室堂(所謂、立山黒部アルペンルートの一部)に行った時は非常に良い天気で、観光目的としては素晴らしい景色を堪能したのですが、撮った写真は何か特徴や注目ポイントがないと感じていました。これまで通り単純に画像変換したのがこれ。
Painter 4を使うに当って参考にしている本で、雲を加える事で変化が生じる事例を挙げていたので試してみました。実は参考事例では夕方の雲の写真を使っていたのですが、何気なく今回も夕方の雲を使って画像変換してみた所がこれ。
上掲の画像は何れもこれまでよりかなり多くのステップ(これまでの2~3ステップが数ステップへ!?)を踏んでいますが、絵画を描く(版画を彫る)技術(腕前)がなくても、それなり(?)の絵画(らしきもの?)ができるのは嬉しい。
尚、今後追加するイラストも含め、ここのアルバムで見る事ができます。