2010年02月02日

日本の実験棟「きぼう」の利用期間が5年延びる、オバマ政権のNASA 2011年度予算教書【改訂】

この報道によると、オバマ政権のNASA 2011年度予算教書で、「コンステレーション計画」を中止しながらも寧ろ、「60億ドル(約5400億円)の予算を追加し、『技術実証プログラム』、『重量打ち上げと推進の研究開発』、『ロボット先駆探査』の3つのテーマを中心に進める」との事。

それでは有人宇宙開発は無くなるのかと言うと、それは民間企業を支援して実現するのだそうです。一方でISSの運用を2020年まで延ばし、宇宙科学研究の予算は増額。

これで日本の実験棟「きぼう」の利用期間も5年延びる事になります。



素晴らしい計画変更だと思います。これまでの「コンステレーション計画」では一発花火的に月面到着(をして何か探査する)に目標があった(勿論、この事も重要です・・・)ような感じで、ケネディー大統領のアポロ計画の移し替えのように思っていました。

科学研究と将来の重要技術開発には予算を削らないという(どこかの国と違う)方向性と、月面着陸までの技術は取得済みで月での(資源確保など)事業化までも見通していると思われる認識の上での、非常に現実的・実用的な(若干チャレンジャブルな)判断であろうと思います。


追い抜く(世界一)乃至対等でなくても良いから、日本も今より更に離されない様にする必要があると思いますが・・・・・・


【改訂】2010年2月2日 16:20 報道元のURLが設定されていませんでした。


 
posted by 鎌倉太郎 at 14:38| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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