今回はジェネレータとしての機能を重点にする為、単独で使ってみました。処理に対する操作は非常に簡単ですが、サービス機能の考え方を知っておく必要があります。
考え方の説明をしたYouTube動画がここにあります。
PhotoSynth - New way to see your pictures
登録する写真の撮り方を解説するYouTube動画はこちら。
How to use Photosynth, 2D image to 3D space
まず大船駅近くにある大船観音寺の「大船観音」を対象とする事にし、写真としてこの一覧のものを用意しました。
次のこの「Microsoft Photosynth」サイトにアクセス。
(Windows LiveのIDで)サインインして、上部メニューの「Create」をクリックしたページがこれ。
更に「Install Photosynth」をクリックして、「Photosynth」をインストール。
インストール後は「Photosynth」を立ち上げて、必要によりサインインするとこの生成指定のページになります。
タイトル(name)、記述(description)、写真の指定(add photos、ドラッグ&ドロップでも可)などの他、タグ(tags)、公開条件(visibility、creative commons)なども指定して、「synth」をクリックします。
写真の枚数、クライアントPC、ネットワークなどによって処理時間が違いますが、少し時間を要します。
今回生成された「Photosynth」対象では画像の利用率(上手く画像相互の関連認識ができたの)は、54%と低いようです。原因としては、遠景と近景にギャップが大きい事、鐘楼などは離れていて繋がりを示す画像数が少ない事などが挙げられます。
終了したら「View」をクリックするとブラウザが立ち上がり、「Edit」モードで右メニューの「Geotag」タブからBing Mapsにおける位置指定ができます。これによりBing Maps上からも(公開にしていれば)この「Photosynth」対象にアクセスができます(実際にBing Maps表示されるまでにクラウド・サーバ側の処理時間が掛かります。Bing Mapsでの表示についてはこちらを参照)。
「Highlights」タブでは、代表的な画像イメージを指定して右側に明示的に表示できます。これには表示のモードを「Images」にして画像を選択し、タイトルを付けて「Add Highlight」をクリック。「Highlights」画像の順番も入れ替えできます。「Save」で反映されます。
これによって代表的なイメージに直ぐに行けますし、「Photosynth」で上手く方向付けられない時に便利です。
こうしてできた1つがこれ。
この「大船観音」の「Photosynth」画像は、Bing Mapsからはここでアクセスできます(「Bing Maps Beta」を使うので、Silverlightが必要)。
尚、「Photosynth」に登録した画像(群)はBing Mapsとの連携を切断する事はできますが、「Photosynth」自体から削除する
ユーザプロフィール及び「Photosynth」対象一覧のページの表示には、ページ右上のユーザ名では不可(バグ?)で、(現状は、ブラウザ上でサインインした状態から)個別の「Photosynth」対象を表示している際に表示するユーザ名をクリックする必要があります。
日本語(コード)でのタグ設定ができますが、(現状は)日本語(コード)による検索はできません。
【改定】2010年1月4日 17:10 「Photosynth」対象の削除・検索について訂正・追記