12月18日の発表では1時間19分の飛行の中で2分間だけ望遠鏡のドアを完全に開放して、望遠鏡近傍における空気の流れを計測したようです。実際の航空機事故や映画などの映像で、機体に穴が開いた時の状況をみると空恐ろしい事ですが、やはりこのような(これほど大きく開けた)実験は初めてだとか。
SOFIAは2010年春に2度の観測飛行試験を行い、最終的に高度12kmの成層圏で宇宙観測をするそうです。米国にはハッブル、スピッツァー、チャンドラという3つの宇宙望遠鏡もあり、更に大規模な観測体制をつくるという訳(今回はドイツ航空宇宙センターとの共同プロジェクト)。
今回の飛行時の写真はこちら(2枚。スライドで以前の写真もあり)。
尚、SOFIAのキャビンや望遠鏡などを示すアニメーション(YouTube動画)があります。
Animation Showing SOFIA's Cabin and Telescope
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