2009年11月12日

Firefoxアドオンに対応する「Lunascape 6.0」、β版で試してみる

「Lunascape」は、本ブログのここで紹介していますが、次期の「Lunascape 6.0」では、Firefoxアドオンに対応する(現時点ではFirefox3.5に準拠。一部のアドオンは非対応)という事で(リリースノート参照)、11月11日にβ版が公開されたのを機に試してみる事にしました。



Geckoアドオン(Firefoxアドオン)の使い方については、ここに記述がありますが、実際に試してみました。

まず、「Lunascape 6.0」β版のダウンロードはこちらから。インストールも簡単に終了しました。






我家のPCのFirefoxには、画像の切出し・編集機能である「Aviary」やビジュアルなリンク機能である「kwout」を入れています。「Lunascape 6.0」β版のインストール後の起動で、右上にあるFirefoxツールバーをクリックして、「アドオンの追加・管理」を選ぶと「アドオン」のウインドウが表示され、確かに「Aviary」や「kwout」が認識されているのが判ります。




起動と利用についても、Firefoxツールバーにある「Aviary」をクリックすれば、画像の切出し・編集機能がFirefoxと同じに使えました。



もう1つの「kwout」は、起動のアイコンがFirefoxのステータスバーに表示される事もあって、Firefoxツールバーで「拡張モード(Gecko)」を選択すると、Firefoxのツールバーなどがそのまま表示されるようになり(従って、Firefoxのステータスバーも表示され)、「kwout」の起動ができるようになります。

この「拡張モード」の効用はこれだけではありません。

Firefoxではメニューバーに独立した「Aviary(A)」のメニューがあり、単独のWebアプリケーションとしての起動ができるようになっています。これは「Aviary」インストール時にアドオンとは関係なく(?)設定されるので、今回のアドオンへの拡張範囲では対応しきれていないのです。しかし、「拡張モード」の選択でFirefoxのツールバーなどがそのまま表示されると、Firefoxのメニューバーにあた「Aviary(A)」のメニューが結果的に使えるようになります。




尚、「kwout」を使う為にFirefoxのステータスバーだけを表示させたいのであれば、(Geckoエンジンのページの)左下にあるFirefox対応アイコンにマウスを合わせると、ステータスバーが一時的に表示されますので、マウスをそのまま「kwout」起動アイコンに移動してクリックできます。



これらの状況から判断して、Firefoxの「アドオン」に関するシステム情報は、Firefoxと共用している事になります。これまでにもFirefoxのアドオンは、Firefoxのバージョンが大きく変わると動かなくなる事がありました。Firefox(に伴って変わるアドオン)とLunascapeのバージョンの同期をとる必要があるのか(必要ないのか)といった気掛かりもありますが、この辺もこれまで通り迅速・確実に対応してくれるものと期待したい。


 
posted by 鎌倉太郎 at 20:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用 | 更新情報をチェックする
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