2009年07月30日

マイクロソフトと米ヤフーが、検索事業で提携して役割を分担

ニュースリリースによると、マイクロソフトと米ヤフーが検索事業で提携して、営業的な面とシステム的な面で役割を分担するとの事。


合意事項としては、ここに挙げています。





ヤフーはマイクロソフトの顧客も含めた営業活動を分担。マイクロソフトはヤフーの技術を取り入れる事が可能な状態で、ヤフーに検索エンジン「Bing」を提供するだけでなく、検索連動広告でつかうセルフサービス広告システムはマイクロソフトの「AdCenter」を使うというように、システム的な活動での役割分担をしています。この契約は10年で、2年間の事業統合化期間を見込んでいるようです。


今回の合意は検索連動広告に限るとしていて、ディスプレイ広告分野やメールなどのアプリケーション事業では競合だとしています。


弱者統合になる危険性があるとも云われますが、両者の強い所を重点に分担するとともに、他方の顧客・技術も活用しようとしている統合でもあり、成功する事を願わざるを得ません。


 
ラベル:検索連動広告
posted by 鎌倉太郎 at 17:18| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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