2009年07月08日

NTTドコモが、ホームエリア向けサービスに対応するフェムトセル基地局装置を開発と発表

NTTドコモのプレスリリースによると、ホームエリア向けサービスに対応するフェムトセル基地局装置を開発したと発表すると共に、7月22日からの「ワイヤレスジャパン2009」(東京ビッグサイト)のドコモブースで開発した装置を展示するとの事。HSPA対応([送信]最大 14Mbps(HSDPA)、[受信]最大 5.7Mbps(HSUPA))で、Plug&Play機能にも対応しているのが特徴。三菱電機製?

装置外観


http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090707_02.html

via kwout



ハードウエア仕様


http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090707_02.html

via kwout





フェムトセルについては、これまでに本ブログで紹介しています。


NTTドコモとして、マンションの高層階や地下など携帯電話の電波が届きにくい「不感地域」の解消に活用する目的で、これまでに基地局の小型化を進めてきました。今回は法律上の設置・管理条件緩和などを受けて、自宅に設置できるほどに設置・管理の容易性を備えた装置にすると共に、「ホームエリア向けサービス」という事をターゲットにしたことになります。


NTTドコモのいう「ホームエリア向けサービス」が、具体的にどの様なものであるかは未だ見えていません。ソフトバンクモバイルやPanasonicが打出しているコンセプトと同様に、ホーム・サーバ(orホーム・ネットワーク)との接続によるサービス(を支える)機能となるのでしょう・・・・・・・

これからは、固定電話と携帯電話の区別が無くなっていくでしょうし、TV・ビデオの家庭内コントローラとの融合ができるかも知れません。色々なサービスへの拡大を期待したい。


 
ラベル:フェムトセル
posted by 鎌倉太郎 at 14:50| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | IT環境-製品・コンセプト | 更新情報をチェックする
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