- Zoho Sheetマクロ機能の「グラフの取り扱い」について【2008年08月29日】
- Web制作者向けのグラフ作成ソフト【2007年09月02日】
「vizoo」は、経済データを可視化できるというのが謳い文句で、会社の財務情報などをサイト内に持っていて、それらのデータを活用するツールとしてグラフ作成機能を備えています。
このサービスの提供元である「フィルモア・アドバイザリー」は、データ分析・可視化ソリューションや企業分析サービスを提供する会社であるとか。個人投資家には知られた会社なのかもしれません(この方面は良く判りません・・・・)。
その意味では本来業務の延長線上にあるサービスとも言えます。しかし、同社としては、「グラフの新たな利用方法を提案し"データ版YouTubeを目指す"」としています。
まず現状の範囲では殆ど個人投資家向けといっても良いのでしょう・・・・(必要性・満足度においてどの程度のものかはよく判りませんが)
実際に、既にできている「トヨタ自動車(及び業界)」に関するグラフを集約して、サービスのレベルを示します。
ViZooのグラフを張った実験ページ:
これらのグラフが、データの選択とグラフ形式の指定だけでできてしまいます。
データとしては、「株価・為替・金利などの市場データ、上場企業の財務データや業界団体統計」などが既に活用できるようになっています。具体的には、
- 上場企業の会社名の元に、株価、財務、セグメント情報、IR情報が利用可能
- 為替、金利
- IR情報の例として、楽天会員数、三菱自動車世界生産・販売実績、松井証券ネットストック信用口座数など
これらのデータを選択してグラフを作るには、まずここからユーザ登録します(今後も今回の範囲では無料で利用できそうです)。
データの選択画面はこちら。
グラフ形式の指定画面はこちら。
この「vizoo」は、Tech Venture 2009で準グランプリを受賞しています。
今後、"データ版YouTubeを目指す"に当たって、「データの種類や範囲を広げていくと同時に、ユーザー自身がデータをインポートできる機能」も実現するとしていますので期待をしたい。
これらができて初めて、YouTubeのような広がりのできるサイトになるのでしょうか。
尚、「vizoo」のグラフの公開実例は、サービスサイトの「グラフ一覧」にありますが、ここにも登録されています。