- 総務省が、「.日本」などの日本語の国別トップレベルドメインの検討を開始【2008年11月29日】
今回、総務省からこの問題についての意見募集が出ました。
対応の資料はこちら(pdfファイル)。
主な点は、
- 「国別トップドメイン」の名称は、「.日本」が適切。
- 「.jp」などでのドメイン登録者に対し一定期間の優先登録機関を設定するが、基本的に他のドメインでの名称とは同一性を持たせない。
- ドメイン登録者は、当初は、日本に居所を有する個人・法人のみとする。但し、将来的には、外国に居住等する者の登録を可能とすることについて検討。
- 地理的名称に関連するトップレベルドメインに関しては、その地方自治体中心の運営を基本とし、必要により国が支援・補佐をする。
以前の投稿でも言っていますが、「.co.jp」や「.jp」などでのドメイン登録者が、ある程度ブランド対応のドメイン名を確保する際の費用問題があります。
意見募集の期限は、平成21年6月3日(水)午後5時必着(郵送の場合は、平成21年6月3日(水)必着)
上記の対応の資料によると、今後のスケジュールは、
- 制度の詳細についてはICANNにおいて一部が検討中であり、本年10月頃の公表予定
- 早ければ 2009 年末からICANN において「多国文字による国別トップレベルドメイン」、「新たな分野別トップレベルドメイン」に関する事業者からの申請受付が開始される見込み
参考までに、先出の対応資料の第一章(14ページ程度)は、これまでの経緯などが判り易く書いてあるので、その部分だけでも一読しておくと良いかもしれません。
参考までに、現状ある日本語jpドメインに関して、
- 現状の「総務省.jp」など日本語の文字への対応サイトにアクセスするには、ブラウザ環境の確認が必要です(IE7でも可能)。ここを参照。
- 現状で、アクセスできる日本語jpドメイン名はこちらを参照。
- 日本語jpドメイン名の登録・未登録の検索はこちらから。
ラベル:トップレベルドメイン