ミシュラン三ツ星というとレストランの格付けを思いますが、これはその旅行ガイド版で、観光地や史跡、施設などの評価。この三ツ星に選ばれた観光地などを見る(ここを参照)と、この美術館が高い評価を受けたのが判ります。
三ツ星は「わざわざ訪れる価値のある場所」との事で、近くに行った事でもあり寄ってみました。飛騨高山美術館は、絵画や彫刻などの純粋芸術ではなく、装飾美術としてのガラス作品を中心にしています。エミール・ガレの一群のガラス作品がコレクションの中核の一つとなっていますが、ルネ・ラリックの噴水も美術館のシンボルとなっているようです。
作品を並べるだけでなく、美術館から望める北アルプスの山々も取入れた展示方法を取っています。
更に、家具との調和を意識した展示にもなっています。
美術館を訪れるのが堅苦しくならない様な運営として、結婚式が美術品展示スペースの中でできたり、夏場にはビアガーデンを催したりといった企画もしているようです。また、丘の上にあるので北アルプスや町並みを望みながらの食事・喫茶が、美術鑑賞とは全く切り離してできるようにしています。
・・・・・・という事で、大分宣伝くさいですが、感心してしまった事もあって紹介しました。兎に角、三ツ星という事の価値はあります。