ツアー6日目はルクソールから空路カイロへ。カイロ到着後はハーン・ハリーリ市場とムハンマド・アリー・モスクを見学した後直ぐに、アレキサンドリアに向けてバスで移動しました。
ハン・ハリーリ市場については、以前に投稿しています。
エジプト旅行(4):カイロ爆発事件のハン・ハリーリ市場【2009年02月25日】
本稿では、ムハンマド・アリー・モスク(モハメド・アリ・モスク、Mosque of Muhammad Ali)を中心に書きます。
ムハンマド・アリー・モスクの解説はこちら(英語版のみ)。Wikipedia以外の日本語ではこちらを参照。
ムハンマド・アリー・モスクは、カイロのイスラーム地区の南東の丘に立つシタデル(citadel)内にあります。シタデルとは町を防御するための要塞ですが、しばしば、王の住む城の事も指します。ここを参照。
実際、カイロのシタデルは、十字軍阻止の為に1176年に建設されてから、ムハンマド・アリー朝(Muhammad Ali Dynasty)などの城壁及び居住空間として使われたそうです。ムハンマド・アリー(Muhammad Ali)についてはこちらを参照(英語版はこちら)。
ムハンマド・アリー・モスクは、ムハンマド・アリー朝時代にビザンチン様式で建設され、ドーム型の天井から吊るされたランプの光が素晴しい。このモスクのベストショットポイントはここ、チケット売り場から坂を上りきった所だそうです。
尖塔ミナレット(Minaret)。解説はこちらを参照(英語版はこちら)。
中庭の時計台は、フランスにルクソール神殿のオベリスクを贈った(?)際のお返しだそうで、当時の時計としてはイギリスのビッグベン(Big Ben)などと同じ様に貴重なものであったようですが、後の整備ができていなくて現状は動かず邪魔者扱いのようです・・・また、泉亭(信者が礼拝の前に清める場所)は清掃中のようでした。
モスクからカイロ市内を見渡す事ができます。写真の中央遠方にはギザのピラミッドが見えます(サムネイルをクリックして拡大)。
ラベル:神殿