2009年03月01日

エジプト旅行(7):アブ・シンベル神殿の見学

エジプト旅行の全体行程などについては、以前の投稿にあります。



ツアー2日目の夕方近くにアブシンベル(Abu Simbel)に到着。早速、アブ・シンベル神殿(大神殿、小神殿)を見学しました。

アブ・シンベル神殿は、新王国時代のラムセス2世(Ramesses II)が作ったとの事ですが、解説はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参照(アブ・シンベル神殿ラムセス2世第1王妃ネフェルタリ)。



まずよく見る写真ですが、これが大神殿のラムセス2世の座像。



あるガイドブックに、大神殿のラムセス2世像は「1体毎に表情が微妙に異なる」と書いてありましたが、ガイドによると年齢差によるもののようです。つまり、左から27歳、47歳、78歳、97歳という事が像の足元に彫られているのだそうですが、私には文字(ヒエログリフ、Hieroglyph)が読めないので真否の確証はありません。ウィキペディアでは「諸説あるが、24歳で即位し、66年間統治し、90歳で没した・・・」とあります。細かい年令の問題は別にしても、年令による違いであるといわれると、表情だけでなく体全体もそのような若さ・風格・老いを感じますが如何でしょうか。



こういう角度だと大きさが感じられるかもしれませんネ。いたずら書きがされています!




これが小神殿の外部の全体、左から王像(ラムセス2世)、王妃像(ネフェルタリ)、王像、(内部への入口)、王像、王妃像、王像となっています。




大神殿の上部にはヒヒ像が何頭も祭られています。ガイドからの(これも私には真否の確証の無い)話しでは、ヒヒは太陽光に当たり暖かくなると体が痒くなって激しい動作をする(という事のようです)が、古代エジプト人はその動作を見て太陽神ラーとの関わりからヒヒを崇めたとの事。




映像としては神殿内での撮影は禁止になっています(持ち込みは可能)から、外から映したものしかありませんが、入口の直ぐ近くから内部を撮るのは禁止とまでは言われないらしいので、大神殿の内部を撮影したのがこれ(内部の映像は露出の調整ができていませんが・・・)。




flickrには、大神殿の一番奥にある至聖所の写真があります。



右から太陽神ラー・ホルアクティ、神格化されたラムセス2世、王の守護神アメン・ラー、宇宙の創造神プタハです。年に2回、2月22日と10月22日に朝日が奥の至聖所まで届くといいます。今年も我々の訪問日と近かったのですが、1万人以上が押しかけるだろうとの事。勿論、そんなに多数の人が神殿内部に入れる訳もなく(精々数十人?)、場所取りは早い者勝ちの競争だそうです。


アブ・シンベル神殿(大神殿、小神殿)は、アスワン・ハイ・ダムの建設で湖底に沈む所であったのが、ユネスコの協力で元の位置から約60m上に移転しています。その為に、方向は従来あった場所と同じにしてありますが、ガイドが言うには朝日が至聖所まで届く日が1日づれる事になったといいます。つまり、以前は2月21日であったのが2月22日に、10月21日であったのが10月22日に。


しかもガイドの説明では、2月21日はラムセス2世の誕生日、10月21日はファラオになった日といい、ラムセス2世の顔にだけ光が当たるのだとか。


自らを神格化して太陽神ラーと同格である事を示そうとするファラオですから、このような特定日に何か意味を持たせたであろう事は理解できますし、他の神と並びながら自らを神格化した像に朝日が当たるようにすると考えるのもあり得る事です。

いずれにしても、私にはどこかに書いてあるとかの確証がある訳ではありません。



尚、神殿内部の撮影は現時点でできませんので、flickrに登録してある幾つかの写真を紹介しておきます。

大列柱室から前室、至聖所



大神殿の列柱室




小神殿の列柱室



大神殿大列柱室のレリーフ




 
posted by 鎌倉太郎 at 23:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-エジプト | 更新情報をチェックする
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