カイロのハン・ハリーリ市場(Khan al-Khalili Bazaar)の近くで、22日に爆弾テロ(?)がありフランス人観光客ら4人が死亡、多数のけが人が出たとの報道がありました。
- エジプト・カイロの観光地で爆発 4人死亡<2/23 7:52>
丁度1週間前のツアー6日目の同じ日曜日に見学に行っていました(犯行は夕方、我々は午前)。報道だけでは場所の特定はできませんが、YouTubeにアップされたBBC Newsの現場と思われる映像を見ると、それはエル・フセイン・モスクの塔(ミナレット。解説はここを参照)の下で、私達ツアーの集合場所にしていた所ではないかと思い、ドキリ。
Tourists hit by Cairo bomb blast
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
さて、ハン・ハリーリ市場は古くからの市場で観光名所となっており、観光客のお土産センターとして観光客は必ず訪れる場所との事。
ハン・ハリーリ市場は、エル・フセイン・モスクとカフェの間の緑の木のある付近が入口。
両サイドはこんな様(向かって、右:モスク、左:カフェ)です。
ガイドから案内されたルートは下の通り。
暫くはハン・ハリーリ市場は観光コースから外れてしまうでしょうが、ツアーで訪れた際は大変賑やか。「ワン・ダラー、ワン・ダラー」とか「サンマイ・センエン」と声を掛けられます。日本人観光客と見れば、意味も分っていないでしょうが「ヤマモトヤマ」とか、(午前中なのに)「こんばんは」、「ラストサムライ」などと、注目させて店に呼び込もうとします。
(ハン・ハリーリ市場の賑やかな写真は控えます)
ツアー同行者は心得たもので、何か土産物を買おうという意識より、(勿論、土産にするのですが)小さいものを買ってでも価格交渉をするのが楽しみといった雰囲気でした。
今回の事件で、こんな賑やかな雰囲気と価格を下げてもらう交渉の楽しみが、暫くできなくなるのは残念です。
ラベル:古代エジプト