夢のある映像があります。これは未だ想定のアニメーションです。
しかし、ここまではできています。
「Transition」と名付けられたこの「飛べる自家用車」(自家用車に乗る感覚で空を飛べる乗り物)は、米国のTerrafugia社で研究開発しています。2009年には販売できるようにしようとしているようです。
「マイコミジャーナル」によると、このTerrafugia社のCEO Carl Dietrich氏は、米マサチューセッツ工科大学(MIT: Massachussetts Institute of Technology)の出身で、MITの「Lemelson-MIT Student Prize」の2006年受賞者。その時の発表デザインが紹介している自家用車に乗る感覚で空を飛べる乗り物「Personal Air Vehicle」(PAV)。その時の研究開発したデザインとしては、1度のガソリン給油で、500マイル(約800km)以内の距離を自由に飛行できるそうです。
少し話しは違いますが、短距離離着陸をしている実際の映像があります。
ほんの僅かな距離で離着陸しています。
こちらの映像のように、どんな所(曲がった道路、荒地)にも降りてしまいます。
米国のように広い土地がある所なら、PAVと飛行免許(と購入資金)があれば直ぐにでも、自家用車に乗る感覚で空を飛べる乗り物での通勤が可能になりそうです。特に都市の周辺部に小形飛行場を作って(あるいはハイウエイに降りて)、事務所までは道路を運転して通勤するという事ができるようになるかもしれません。
しかし、米国でも都市に近いエリアでは、飛行経路の指定であるとか色々規制すべき事が出てくるでしょう・・・・・未だ心配するのは早いか?!
【改訂】 2019年02月07日 07:45 動画表示方式の変更