以前の投稿:「二足歩行ロボットによる格闘競技大会『ROBO-ONE』」【2008年01月14日】
で紹介しています。その際は第10回(2006年秋)~12回(2007年秋)開催の結果動画でしたが、今回は第13回(2008年春)と第14回(2008年10月11日・12日)の結果動画を紹介します。
第14回競技大会について、もっと詳細内容を知りたい場合はこちらを参照。軽量級(3kg以下)と重量級の各々決勝があり、各優勝者で総合優勝決定戦をする形式。試合形式は3分1ラウンド。3回のダウンを奪えば勝ち、自らの転倒や攻撃が空振りして転んだものなどは「スリップダウン」としてカウントし、2回スリップダウンすると1回のダウンとみなされます。
競技規則はこちら(pdfファイル)。
軽量級決勝戦「ヨコヅナグレート不知火2代目」(右)対「Cavalier」
軽量級3位決定戦「アリモプレナ」(右)対「レグホーン」
重量級決勝戦「キングカイザー」(右)対「OmniZero.7」
総合優勝決定戦「Cavalier」(右)対「OmniZero.7」
重量級決勝戦と総合優勝決定戦を見ると、明らかに体重差(サイズの差)が勝敗の分かれ目になっています。高機能化や高性能化によって大型サイズの扱いができるようになったという事かとも思いますが、19.2kgの「OmniZero .7」に対する3kg前後ロボットの突き(や「ビンタ」)などでは、ビクともしないというほどの差です。
「ROBO-ONE」は、身長120cm以下で重量制限無しのロボットで行われる格闘競技大会との事ですから、技術力(とアイディア)の差という事でしようがないのでしょうか・・・・
第13回競技会の動画は、YouTubeにあります。
ROBO-ONE 13: Taekwon-V vs. Garoo
レポート:
「ROBO-ONE14 in ROBO_JAPAN 2008」レポート【予選編】
にもありますが、予選段階では基本的な動作のデモンストレーションでも競われます。その一つがこれ。
ROBO-ONE 13: OmniZero.5 Demonstration