CEATEC JAPAN 2008(東京・幕張、開催9月30日~10月4日)に行ってきました。(派手さと目新しいという意味で)目立ったのはTV、小型リニアモーターカー、ロボット、携帯電話など。セミナーを聴いた事もあって、1日では見きれませんでした。
ホームユースという事では、マルチメディアのホームサーバを中心とした接続する機器の展示を意識したところが多かったように思います。対応する製品・コンセプトという事では、マイクロソフトのホームサーバ(とそれをインストールしたサーバ)、デジカメ/ビデオ(との連携)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、HD-PLC(高速電力線通信)といった所。
最近、HD-LPCについて情報を仕入れていなかったのですが、今回見た所、PanasonicからPLCアダプタの新製品で、直接コンセントに本体を取付ける(コンセント直結型)コンパクトな製品(BL-PA300、LAN 1ポート)と、それより若干大きめですがコンセント直結型でハブ機能内蔵(4ポート)製品(BL-PA204)がありました。旧製品との併用も可能との事。
BL-PA300
BL-PA204
尚、本日時点でホームページを見たら、ノイズフィルター付電源コード1本入りのBL-PA510も追加されていますが、こちらは旧製品のBL-PA100のようにコンセント直結型ではありません。しかし、PCの電源とコンセントを共有できるメリットがあります。
見切れていないので他にもあったかと思いますが、ホームユースで特に気が付いたのは、パイオニアがカーナビとの情報連携をデモしていました。インターネットサイトから旅行先及び近郊の情報を、自宅で検索して携帯電話に取り込んで、カーナビにBluetoothを使って情報を移動しナビゲーションをさせるというタイプ。
TVについては派手さはありましたが、既に言われてきた薄さとか有機EL-TVのサイズでは(一応薄さの確認はしましたが、展示ブース近辺では)あまり注目されないようです。寧ろ私には、薄さを活用して、壁際に張り付くように置ける三菱電機のTVの方が、使い方を提案しているという意味で目新しく感じました(デザイン的にはスッキリしていると言えませんが・・・・)。
ソニーのブースでは、高解像度のデジタル一眼レフ(αシリーズ)とハイビジョン画質の小型軽量ビデオカメラ(ハンディカム HDR-TG1)のブースでは、実際にモデルを撮ってみる事ができました。実際に試してみたTG1で、撮影画像をそのまま40インチほどのモニタに映した画質を見ると素晴らしいの一言。
ロボットでは、村田製作所の「ムラタセイコ」ちゃんと日産ブース。
「ムラタセイコ」ちゃんのブースは、大変な人だかり。見たい人が通路に大きくはみ出てしまい、スタッフが一般の通路確保に動いていたのはここぐらいでしょう。ただ、デモとしてはあまりインパクトがなく、シッカリした技術のはずなのでデモを期待したのに残念という気持ち。一応撮影したのですが良い映像ではないので、既にYouTubeに登録済みの動画を見てください。
CEATEC 2008 村田製作所 セイコちゃん
日産のブースについては良いポジションでビデオにとりましたので、YouTubeにアップしています。
CEATEC 2008 日産ブース「カーロボティックス」
日産ブースでの「カーロボティックス」のデモですが、前置きが少し長いです・・・・・ほぼ全編網羅して いますが、時間の都合で一部カットしてあります。