Zohoアプリ(ワープロ文書、表計算、プレゼンテーション)では、これまでアプリケーション毎に文書ファイルを管理してきましたが、今回の「Zoho Docs」のサービス開始で各種ファイルを一括管理できるようになりました。
但し、9月7日現在、
http://docs.zoho.com/
のみで、
http://www.zoho.jp/
では未だサービスリストに載っていません。表示の日本語化は既にできている模様で、例えば、新機能であるフォルダ作成でも日本語フォルダ名が可能です(2バイトコードを意識した作りになっている?)。
「Zoho Docs」の機能として挙げられているのが、
- File Management
Store your files centrally. Access from anywhere. Maintain multiple versions of your files. - Integrates Zoho Writer, Sheet and Show
Single page destination to create, edit, share and view all your documents. - Sharing and Collaboration
Share and collaborate online. Easily share and collaborate real-time. - Access Control (Grouping)
Define what each member of your organization can/cannot do with storing & sharing files. - Labeling & Tagging
Get the best of both worlds. Organize your files in folders as well as tag them. - Zip Files
Upload zipped files. The files inside get unzipped and stored in the defined folders.
この内、Zip形式ファイルのアップロードについては、アップロードするファイルのフォルダを選択する際の「Browse」ボタンが、ブラウザによって処理されない場合があります。確認できているのは、「Google Chrome β2」、「Safari 3」、「Sleipnir 2.8」とIE6ですが、その後のZipファイル展開をして格納されたファイルを認識する処理が何れも上手く動作していなく、結果的にZip形式ファイルに対する機能の確認ができていない状況。
ただ、「Sleipnir 2.8」において、Zipファイルのアップロードまでは確認できます。しかも、Zipファイルだけでなく、新機能として挙げられていない通常のWindowsファイルのアップロードができて(確認したのは、text、gif、jpegとpdfファイル。exeファイルは不可)、表示までできます(ローカルPC表示ソフトが必要、textファイルは米国でのWriterファイルに変換されて日本語処理はできない)。
「Zoho Docs」から各種(Writer、Sheet、Show)新規ファイルの作成や既存ファイルの参照・Editモード起動ができます。
しかし、あくまでもアプリケーションの起動までで、アプリケーション毎の従来までの処理形態と全く同じになります。即ち、アプリケーションに移っても、フォルダの意識ができたり、アップロードした画像ファイルなどの扱いができるような、アプリケーションとしての拡張がされている訳ではありません(今後の拡張事項? 期待したい)。
参照起動の場合:
新規ファイルの作成や既存ファイルのEditモード起動では、別のウインドウに従来までのアプリケーションが起動されます。
上記の課題は、日本語化されていない為であるのかなどの原因は不明(英語版の範囲での確認ができればいいのですが・・・・・)。その内に
http://www.zoho.jp/
のサービスリストに載ってくるでしょうから、それまでに改善されている事を期待したい。