2008年09月01日

Zoho Sheetマクロ機能の「エラー処理」について

一般にプログラムでのエラーには、コンパイルエラー、実行時エラー、論理エラーがあります。
Zoho Sheetマクロ機能では、コンパイルエラー(文法エラー)が実行時にも検出されます。


さて、エラー発生時のプログラム制御については、簡単な構造だけが処理可能です。具体的には、

  • On Error GoTo 行ラベル
  • On Error Resume Next
  • On Error GoTo 0
  • Exit Sub

が使えます。

しかし、MS-Excel VBAにある、

  • Resume
  • Resume Next
  • Resume 行ラベル

は、(文法エラーにはならず)期待される内容の実行はされません。


更に、エラー検出による制御は変わりますが、エラーコード(Err.Number)及びエラー内容(Err.Description)は返されません。実際には、エラーコードは常に0、エラー内容は"null"です。



これらは全て単純な構文で確認しています【2008年9月1日現在】。

posted by 鎌倉太郎 at 13:57| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用-Zoho Sheetマクロ | 更新情報をチェックする
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