2022年10月15日
珍しい瞬間の映像(136) - ほぼ満月の月を射すロケット
ロケットはスペースX社のファルコン9で、搭載した対象はインテルサットの商用通信衛星「Galaxy 33/34」でした。
月の下部の乱れは、ロケットによる超音速の衝撃波が大気の屈折率を変化させている為です。
グーグル地図が捉えた自然とその上の生物・人工物・アクション(819) - エチオピアのかつての内海が3つに分かれ、進化の過程で水の性質が異なる湖
グーグル地図はある時点の地球の景色をそのまま伝えてくれます。その景色は上空から見ると造型が不思議なものに見えたり、そのものに対する考え方を変えさせるなどの力があります。グーグル地図が捉えた自然とその上の生物・人工物・アクションを載せていきます。今回はかつては「Lake Galla」と呼ばれるエチオピアの1つの内海(Inland sea)でしたが、3つに分かれた「Lake Shala」、「Lake Abijatta」、「Lake Langano」(こちら)。
グーグル地図:
笑劇の映像: 吸い込まれそうな穴のトリックアート:ワンコとニャンコの対応
吸い込まれそうな穴のトリックアート:ワンコとニャンコの対応
Les chats, ces rois pic.twitter.com/XZHmjl0hlj
— Youri (@Youridefou) August 12, 2022
ISSに乗り込んだJAXA若田光一宇宙飛行士が長期滞在の活動を開始、会見とTwitterに投稿
「SpaceX Crew-5」ミッションで国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)に乗り込んだJAXAの若田光一宇宙飛行士は、早速第68/69次 長期滞在(Expedition 68 / 69)の活動を開始して会見に応じ、Twitterに投稿を始めました。
今朝の富士山です。ISSからは頂上付近も良く見えましたよ。 pic.twitter.com/YYBE4cbK47
— 若田光一 WAKATA Koichi (@Astro_Wakata) October 13, 2022
ラベル:若田光一 SpaceX Crew-5
珍しい瞬間の映像(135) - や座(Sagitta)の方向で発生したガンマ線バースト「GRB 221009A」
NASAのこちらの記事によると、19億年前に発生したガンマ線バースト(Gamma-ray burst)が10月9日に地球を襲いました。こちらはガンマ線バースト観測衛星「ニール・ゲーレルス・スウィフト(Neil Gehrels Swift Observatory、Swift Gamma-Ray Burst Explorer)」のX線望遠鏡 (X-ray Telescope)が、検出から約 1 時間後の残光を捉えた映像です。や座(Sagitta)の方向で発生し、「GRB 221009A」と名付けられました。既知のイベントの中でも最も明るいもののひとつとされます。
バースト(破裂)の方向にある銀河系の塵の層で散乱されたX線によって、明るいリングが形成されているとの事です。
「GRB 221009A」の最初の検出は、国際宇宙ステーション(International Space Station)のきぼう実験棟船外実験プラットフォームに取り付けられたJAXAのX線観測装置「全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image、MAXI)」でした。これまでは世界の観測体制には人の体制で伝えられていましたが、この検出イベントは、4月に開始された「Orbiting High-energy Monitor Alert Network (OHMAN)」と名付けられた接続で、NASAのX線望遠鏡「NICER(Neutron Star Interior Composition ExploreR)」に自動アラートして伝えられ素早い観測に役立ち、更に世界中の望遠鏡が一斉に「GRB 221009A」の観測体制に入りました。