2022年01月23日
珍しい瞬間の映像(88) - 太陽・太陽圏観測機が撮った太陽と「マックホルツ彗星」
こちらは太陽・太陽圏観測機「SOHO(Solar and Heliospheric Observatory)」が撮った太陽と彗星(Comet)「マックホルツ彗星(96P/Machholz)」で、彗星の尾の方向を強調した映像です。
「マックホルツ彗星」は直近では2017年に太陽に接近していますが、近日点は水星の内側でした。近日点で太陽に極めて近くを通る彗星を「サングレーザー(Sungrazing comet)」と呼びます。太陽探査機SOHOは、明るさや軌道の関係で地球から観測できないようなサングレーザーを多数発見しています。また「マックホルツ彗星」は約5年という短周期彗星で、次回は2023年です。
綺麗な銀河・星雲(1704) - らしんばん座(Pyxis)にある矮小銀河でスターバースト銀河「Hen 2-10(Henize 2-10)」【再改訂】
今回の綺麗な銀河・星雲は、らしんばん座(Pyxis)にある矮小銀河(Dwarf galaxy)でスターバースト銀河(Starburst galaxy)「Hen 2-10(He 2-10、Henize 2-10)」です(こちらとこちら)。
ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)の可視光(赤色、緑色、青色)、チャンドラX線観測衛星(Chandra X-ray ObservatoryによるX-線(紫色)、超大型干渉電波望遠鏡群(Karl G. Jansky Very Large Array、VLA)による電波(黄色)を合成した画像
ハッブル宇宙望遠鏡による画像
銀河の中心には、太陽の約100万倍の質量をもつ大質量ブラックホール(Massive black hole)があります。最近のこちらの記事によると、ブラックホールからの噴出が星形成(Star formation)に結びついている状態をハッブル宇宙望遠鏡が観測しました(こちら)。
【改訂】 2023年10月24日 20:50 画像の差替え、リンク先変更
2022年11月10日 00:00 画像の追加
2022年11月10日 00:00 画像の追加