2021年10月03日
大地と空が織りなす絶景(624) - ブラジル南部上空に広がる天の川銀河と黄道光
火星の不思議な地形(29) - 「Eumenides Dorsum」と名付けられた線状の隆起エリア
JAXAも参加する米国NASAの「アルテミス計画(Artemis program)」は、2024年までに人類を再び月面に着陸させる計画ですが、将来的に火星(Mars)へ人類を送り込む為の基盤を構築する構想もあります。
既に火星には幾つかの無人探査機が送られ、多くの映像及び地質データを送ってきています。例えば2001年に打上げられたNASAの火星探査機「2001マーズ・オデッセイ(2001 Mars Odyssey)」に搭載された「熱放射撮像カメラ(Thermal Emission Imaging System、THEMIS)」では、赤外線カメラとして各種鉱物を検出するだけでなく、可視イメージングカメラとしての機能(VIS)で火星の過去の液体及び火山環境の地質学的な状況把握ができるようになっています。

ここでは火星表面の地形に注目して探査機により撮った画像(Credit : NASA/JPL-Caltech/Arizona State University)を紹介していきます。火星の過去及び現在の状況を考慮しつつ、地球での地形形成の仕組みからその成り立ちを想像してみるのは面白いかも知れません。
馬蹄形の窪みはブローアウト(Blowout)と呼ばれ、右上から左下に向かって吹いた風の方向に沿っています。
グーグル地図が捉えた自然とその上の生物・人工物・アクション(751) - 英国ロンドンにあるコンベンションセンター「エクセル展覧会センター」
グーグル地図はある時点の地球の景色をそのまま伝えてくれます。その景色は上空から見ると造型が不思議なものに見えたり、そのものに対する考え方を変えさせるなどの力があります。グーグル地図が捉えた自然とその上の生物・人工物・アクションを載せていきます。今回は英国ロンドン・ニューアム特別区(London Borough of Newham)にあるコンベンションセンター「エクセル展覧会センター(ExCeL London)」(こちら)。
グーグル地図:
2012年の五輪で柔道・卓球・レスリングなど各種競技の会場として供用され、2014年ミス・ワールド決勝が行われました。