こちらは、北米に位置する五大湖の1つ
スペリオル湖(Lake Superior)が、2014年4月20日時点で氷に包まれる状況の衛星写真です。
4月中旬の五大湖全域の氷面積を、2014年と過去33年を比較したのが
こちら。

2013年4月20日のスペリオル湖の氷面積は3.6%で、2012年は4月12日には氷が完全になくなってい状況を考えると、2014年が異常に氷面積が広かった事を示しています。
2009年3月3日には
こちらの様に90%以上が氷に覆われましたが、4月21日には6.7%にまで減少していました。
尚、上掲の画像は日米ブラジルの3か国共同による地球観測衛星「
Aqua」の中分解能撮像分光放射計(MODIS)に依ります。
この冬はテキサス州へも寒波が押し寄せて停電・断水や工場生産停止などがありましたが(
こちらを参照)、五大湖の今の様子はどうなっているのでしょうか・・・
こちらは2021年2月20日、
こちらは3月3日です。何れも米国が運用する気象衛星「
スオミNPP(Suomi NPP)」のVIIRS(Visible Infrared Imaging Radiometer Suite)に依ります。
2020-2021年冬季の氷が覆う率は平均値を下回っていて、寒波が押し寄せた時期だけ特別だったようです(
こちら)。

posted by 鎌倉太郎 at 14:00| 神奈川 ☔|
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日記-惑星探査
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