画像の背景を削除してくれるサービス「remove.bg」を使ってみました。基本は人物や商品の背景を削除するサービスですが、少し限界を確認する為に意地悪な写真も使ってみる事にします。
「remove.bg」へは
こちらからアクセスします。

先ず、典型的な例として人物(元画像は
こちら)の抽出です(写真は「
ぱくたそ」から借用)。操作は画像をWebサイトにドラッグ&ドロップするだけです。結果が
こちら。
プレビュー画像としてダウンロードすれば無料です。元画像と同じサイズでダウンロードするにはアカウント登録と有料のクレジット又はサブスクリプションが必要です(
こちらを参照)。
無料の範囲で利用しながらできるだけ大きな画像を得たい時は、必要な部分を抽出した画像(今回の場合は
こちらのように抽出)を実行に掛ければいいでしょう(
こちら)。
参考に今回のケースでは
こちらの違いがありました。

髪の部分に注目して結果をご覧ください。
さて商品対応では
こちらの元画像に対して「remove.bg」を使った結果が
こちら。

人物では前景としての人物と背景が明確な距離感を持っていましたが、商品対応では距離的にテーブルと皿・懐石盆は変わらないのに区別できています。AIによる処理が効果を発揮している所でしょう。
次に風景画の背景を削除できるかという少し意地悪な例で限界を確認します。
こちらは近く・中間・遠方といった画像、
こちらは近くからかなり遠くまで連続した建物と遠景の写った写真です。削除処理した結果の画像は前者が
こちらで、後者が
こちらです。
何れも、近距離の木の枝の処理はシッカリ行われていますが、中間距離にある木々の間や天守閣の処理が上手くいっていません(尚、背景を削除した結果として透過処理された部分は黄色にしています)。
尚、
こちらのような事例はAIが経験していなのか・・・、「前景が識別できません」となります(
こちら)。
posted by 鎌倉太郎 at 18:00| 神奈川 ☀|
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