今回からテキスト読み上げソフトを幾つか試してみます。読み上げソフトの選択ポイントは、
1.入力となるテキストの形態
2.読み上げの目的又は音声(ファイル)の利用目的
3.期待された読み上げを改善する又は効率を上げる機能
にあると云われます。
以前に(かなり前・・・)画像からOCRで取込んだテキストを読み上げて、OCRによる誤り改訂に利用しましたが、非常に効率的で良かった経験があります。この範囲ではテキストはフォーマットに依らないテキストファイルでした。読み上げさえできれば読み上げ音声を聞いてテキストの誤りを見つけるだけなので、読み上げ自体を改善する必要がありませんでした。
しかし、昨今は動画の解説音声に使ったりする事もあり、正確で違和感を持たない読み上げ音声ファイルの作成まで求められる状況を設定する必要があります。歩きながら或いは満員電車内で、何らかの記事の読み上げを、音楽を聴くように出来ればよいという人もいると思いますが、ここでは多くの機能を試してみる事にします。
こちら「Vector」からダウンロードし、適切な場所(フォルダ)に解凍します。最新改訂が”2015/02/03”というのはどうかとは思いますが・・・
解凍フォルダにある「textalk.exe」を起動した所が
こちら。
最初はテキストの新規作成状態ですが、メニュー「ファイル」→「新規作成」としてテキスト入力をします。入力画面は簡単なテキストエディターになっています。また、メニュー「編集」のプルダウンメニューからの編集も可能です(
こちら)。
今回は投稿記事のテキストをコピーした所から始めます(
こちら)。
早速、再生アイコン「▶」(又はメニュー「テキスト読み上げ」→「再生」)で読み上げします(
こちら。音量を調整しています)。
読み上げている時点のセンテンスを明示します。
もし読み上げた結果が良ければ、メニュー「テキスト読み上げ」→「音声ファイルに出力」で音声ファイルの作成ができます(
こちら)。
「.mp3」又は「.wav」が選択可能です。「.mp3」で出力した読み上げ音声ファイルは下のアイコンから再生できます。
この状態でもかなり使えそうな読み上げに思いますが、読み上げを聴いて違和感を覚えた個所が何か所かあったと思います。例えば、4つ目のセンテンスで「お寺さんに」など(理由は不明ですが、「何時もの通り」の読み上げが、「再生」による場合と「音声ファイルに出力」による場合で異なっていました)。
次回はここから読み上げ改善の編集をします。
posted by 鎌倉太郎 at 14:00| 神奈川 ☔|
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