2020年06月07日
綺麗な銀河・星雲(1284) - おおぐま座(Ursa Major)にある渦巻銀河「M81」とスターバースト銀河「M82」の前に並ぶ彗星「C/2017 T2 (PANSTARRS)」
今回の綺麗な銀河・星雲は、おおぐま座(Ursa Major)にある渦巻銀河「M81(Messier 81)」とスターバースト銀河「M82」(こちらを参照)の前に並ぶ彗星(Comet)「C/2017 T2 (PANSTARRS)」です(こちら)。
4台の望遠鏡で継続的に全天をサーベイ観測し移動天体や突発天体を検出するプロジェクト「パンスターズ(Pan-STARRS)」で2017年に発見しました。近日点に来たのは2020年5月4日で、計算モデルによると「オールトの雲(Oort cloud)」から何百万年もかけて到来したとされます。
オールトの雲とエッジワース・カイパーベルト(Kuiper belt)の想像図
2020年06月06日
大地と空が織りなす絶景(243) - ノルウェーで見られた太陽柱
岡田鉄平さんの「スーパーマリオブラザーズ」のゲームBGM的なヴァイオリン演奏
グーグル地図が捉えた自然とその上の生物・人工物・アクション(541) - ジンバブエとザンビアの国境に位置する「ヴィクトリアの滝」と渓谷
2020年06月05日
大地と空が織りなす絶景(242) - 米国ニューヨーク市にあるセントラル・パーク上空を並走する国際宇宙ステーションとクルー・ドラゴン
天文の事象を分かり易く解説するジェームズ・オドノヒューさんのアニメーション
金星(Venus)は地球に近づく1.6年毎に同じ場所を地球に向けます(直近は2020年6月上旬)。これは電波望遠鏡により金星の非常に厚い雲の層を透かして、表面の動きを確認できるようになった約50年前から知られた事ですが、天文学者のジェームズ・オドノヒュー(James O'Donoghue)さんが、アニメーションで分かり易い解説をしています。
Every time Venus passes the Earth, it shows the same face. This remarkable fact has been known for 50 years, ever since radio telescopes have been able to peer beneath Venus' thick clouds and track its slowly rotating surface: pic.twitter.com/de36WegZtY
— Dr James O'Donoghue (@physicsJ) June 3, 2020
金星は自転軸がほぼ完全に倒立している為、ほかの惑星と逆方向に自転している事も示しています(暫くジッと見ていないと分かりませんが・・・)。
日本語の字幕のあるYouTube動画(105) - 「地中深くに生きる不思議な微生物が人類を救う可能性」
チャンネル「Kurzgesagt – In a Nutshell」や「TED」などテーマの解説をするYouTube動画では、動画中の解説音声は英語でも、YouTubeの機能を活用して字幕を付けてくれます。それらの動画は内容的に範囲の幅も広く有益な(時として思いがけない)コンテンツなので、日本語の字幕を選べる動画を紹介していきます。
今回はチャンネル「TED」のこちら(「カレン・ロイド: 地中深くに生きる不思議な微生物が人類を救う可能性(The mysterious microbes living deep inside the earth -- and how they could help humanity | K. Lloyd)」)。YouTube動画の設定では、「字幕」表示をオンにし、字幕が英語であった場合には言語を「日本語」にしてください。
(英語でも、日本語でも)字幕の切替えが早過ぎる事もあります。その場合には動画設定の「再生速度」を変更してください。
2020年06月04日
大地と空が織りなす絶景(241) - カナリア諸島にあるテイデ山の背後に登る満月
米国NASAのホームページに時々大地と空が織りなす絶景を映像として掲載する事があります。今回紹介するのはこちら。
撮影場所はテイデ山にいる人達とは 16㎞ 離れており、タイムラプスなどの映像処理はしていません。