ヨーロッパとアジア間の荷受け運搬で、スエズ運河経由から喜望峰経由ルートに変更する超大型コンテナ―船が出現している
こちらのツイートによると、ヨーロッパとアジアを結ぶ荷受け運搬で、最近の原油価格低下でスエズ運河経由のルートからアフリカ南端の喜望峰を回るルートに変更する、超大型コンテナ―船「ULCV(Ultra Large Container Vessel)」が一部で出てきています。
More #ULCV's are taking longer route from #Asia to #Europe and vice versa, as seen in this heat map we created of ULCV journeys over last 30 days.
— MarineTraffic (@MarineTraffic) April 24, 2020
Drop in #oilprices means giant #container ships choosing to round the Cape, rather than through Suez where tolls can be expensive. pic.twitter.com/EJ8vHkL0Jo
上掲の画像は(4月24日以前の)30日間での「ULCV」の位置を示していますが、1か月前は見られなかったといいます。スエズ運河の利用料金は喜望峰回りより安くなるように設定していると聞いていましたが、検討対象になる原油価格が見えてしまったようです・・・
ここで「ULCV」はコンテナ船の積載数量による規模分類で、標準化された20フィートコンテナ「TEU(Twenty-foot equivalent unit)」で14,501以上積めて366 m以上の船体長を持つなどの超大型である事を示します(こちらを参照)。別の記事ではTEU10,000以上積載できるコンテナ船の総称とも言いますが、この定義では2018年1月1日時点に全世界で451隻が運用され、2020年までには更に129隻が増える予定です。
更に或る船会社は23,350 TEUのコンテナ船を11隻発注まで大型化しているとの事。武漢肺炎による世界経済への影響でどのように変わるかわかりませんが、船便の重要性を改めて実感した思いです。
グーグル地図が捉えた自然とその上の生物・人工物・アクション(530) - 英国イングランド・フェルトウェル(Feltwell)にある謎の白い線
綺麗な銀河・星雲(1264) - ペルセウス座(Perseus)にある「ペルセウス座分子雲」周辺の物質と、原始星からの恒星風により生じる「LDN 1471」
今回の綺麗な銀河・星雲は、ペルセウス座(Perseus)にある巨大な分子雲「ペルセウス座分子雲(Perseus Molecular Cloud)」周辺の物質と、原始星(Protostar)からの恒星風(Stellar wind)により放射状の形状をとる「LDN 1471」です(こちら)。

放物線状の形状の中と、恒星の反対側に星雲状の小領域(ハービッグ・ハロー天体、Herbig–Haro object)が見られます。