プログラミングも日本語でできるようになりました。日本語プログラミング言語「なでしこ」と云い、Windows版 v1.577 (2019/09/19公開)とブラウザ版 v3.0.61 (2019/06/05公開)があります。最近Windows版がこれまでのデラックス版をフリー版に統合して利用できるようになったので、使ってみる事にしました。
幾つかのプログラミング言語を使いましたが全て英語をベースにしていました。「なでしこ」は私にとって不慣れなプログラミング言語なので先が見えず一時迷う記述になるかも知れませんが、できるだけ中核となる機能を中心に体験を投稿していこうと思います。
「なでしこ」は次の3点に特化した言語としています。
・プログラミング言語の入門用に
・ 事務作業のためのマクロ(定型作業に特化)
・ プログラミングの楽しさを体験できるように
それでも命令一覧を見るとかなりの程度使えると思われます。
先ず、
こちらから「なでしこv1」をダウンロードします。
ダウンロードしたフォルダを解凍し、「SetupNako.exe」を実行してアプリケーション(独自設定可)のフォルダにインストールします。デスクトップに「なでしこ」エディタ(nakopad.exe)を起動するショートカットを作ってくれます。
Windowsではセキュリティ上の判断で起動を保留にしますので(
こちら)、「詳細情報」→「実行」します(
こちら)。
「設定」→「起動時ニュースを表示する」のチェックを外すと、次の起動からは左フレームを有効に使えます。
さて、インストールが上手くいったかを確認する為によく「Hello!」を表示する事をしますが、ここでも「こんにちは! 今日は気持ちの良い秋晴れですね。」を表示します。エディタでの入力及びメニュー「実行」→「実行」(アイコンの▶でも可)の結果が
こちら。
エディタ上での記述がソース、青枠のウィンドウが実行結果です。
そしてメニュー「ファイル」→「名前を付けて保存」します(
こちら)。
日本語の記述でプログラムとして機能している事が分かります。複雑なプログラムになれば、若干異質な日本語にならざるを得ませんが、プログラムの内容を理解するのは容易です。プログラミングというものを知る切っ掛けになるだけでなく、日常の作業を自動化するにも十分使えそうです。ライブラリーで実現するような機能を日本語で定義していたり、MS-Officeなどとの連携機能を持ちます。またエディタを中心としたデバッグ・実行環境を備え、実行ファイルの作成(コンパイル?)もできます。
これからの投稿では、「なでしこ」がどのような事ができるかを、例題としてのプログラム作成を意図したいと思います。
posted by 鎌倉太郎 at 15:00| 神奈川 ☁|
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