米国NASAのホームページに時々大地と空が織りなす絶景を映像として掲載する事があります。今回紹介するのはこちら。
土星の驚く衛星軌道【改訂】
同じ様な軌道面でも周回方向が逆というのもあります。土星の衛星の分類として8つあり(こちら)、新発見の衛星はイヌイット群(Inuit group)、北欧群(Norse group)とガリア群(Gallic group)に入ります(ガリア群に入るとされる衛星は不確定)。
木星の最も大きな衛星は水星(Mercury)より大きい「タイタン(Titan)」で、2番目が「レア(Rhea)」です。しかし、殆どは小さく、今回発見した衛星の大きさは5㎞程度だそうです。19世紀までは9個だけの識別でした。近年は探査衛星による発見もあり増えていますが、地上で観測する望遠鏡の高性能化も大きいといえます。土星と地球の距離は、平均公転半径の差を使うとして接近している好条件の場合でも 12億7700万kmあり、5㎞の衛星を認識できるというのは、(宇宙空間での話しと条件は異なりますが)100㎞先の1mm以下のものの存在を確認できるレベルです。
何しろ、土星付近で土星探査機「カッシーニ(Cassini–Huygens)」が撮った地球の映像がこちらの様になります(拡大画像の中央右)。
何しろ、土星付近で土星探査機「カッシーニ(Cassini–Huygens)」が撮った地球の映像がこちらの様になります(拡大画像の中央右)。
【改訂】 2021年02月15日 21:45 画像URLの修正
ラベル:土星の衛星