ウシュマル遺跡でも見られましたが、内陸部に入るとセノーテが近くにない場合が多く、このような設備を造ったようです。
2019年04月16日
温室効果ガス排出量が都市部で集中する様子をビジュアル化
カーボンフットプリント(Carbon footprint)は、生活・活動していく組織単位で排出される二酸化炭素などの温室効果ガスを調べて把握します。こちらの記事によると、都市毎の排出量を把握してビジュアル化しました。特に排出量が多いアジアと北米がこちらとこちら(データは2003年)。
アジア(更に詳細画像はこちら)
北米(更に詳細画像はこちら)
各都市の範囲をどのように捉えるかなどの複雑な課題があったとはいえ、都市での温室効果ガス排出量(重量)はかなりの比率になっています。
人口の多い都市で排出量が比較的少ないというカイロ、ジャカルタ、東京でも、各々経済活動やインフラの違いがあります。少ない人口で排出量が多いという香港、シンガポール、シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルスでも、富裕層の生活形態や土地利用の可能性などで違いがあります。
どちらかというと都市部の改善を優先すべきという事は分りますが、単純な比較で良し悪しは判断できませんし、各都市での違いを考えると、夫々違った対策を行う必要があります。しかし、過去の対策結果をみると、政治的な思惑も絡んで非常に難しいと感じます。対策として経済活動の改革やインフラ整備に当たって、それまでの習慣・考え方・思惑を変えるぐらいの施策が、全世界で同時にできるかに掛かっているように思います。