今回は「ミラーリング」について使ってみます。
通常のバックアップでは新規に追加したファイル或いは更新したファイルだけをバックアップ処理する、いわゆる「差分」バックアップをしていますが、削除したファイルに対してバックアック先には残っている状態でした。
勿論、削除したファイルもバックアップに残しておく意味はあるのですが、別の処置などで全く不要になっている場合も多いです。
また、ファイル名のリネームをした場合も問題です。
また、ファイル名のリネームをした場合も問題です。
例で示すと先ず、「ミラーリング」の設定をしない状態で、1つのファイルをリネームしてバックアップした状態がこちら。
バックアップされたのはリネームしたファイルですが、バックアップ用のフォルダにはリネーム前のファイルが残っています。
バックアップされたのはリネームしたファイルですが、バックアップ用のフォルダにはリネーム前のファイルが残っています。
継続して(履歴的に)残しておきたいファイルとほぼリアルタイムで反映したい場合があります。従って、フォルダ単位でのバックアップ設定になるので、2系統のファイルをフォルダで分けで別のバックアップ設定を用いる必要があります。
2つのフォルダに対して別のバックアップ設定した例で、こちらは「バックアップ1」は「ミラーリング」指定、「バックアップ2」は「ミラーリング指定なし」となっていて、最初のバックアップ操作の結果がこちら。
2度目のバックアップを行った結果がこちらですが、「バックアップ1」は削除処理がなされ、「バックアップ2」ではそのまま残っているのが分かります。
2度目のバックアップを行った結果がこちらですが、「バックアップ1」は削除処理がなされ、「バックアップ2」ではそのまま残っているのが分かります。