防衛省が航空自衛隊の次世代戦闘機を(2030年代に配備を目指して)検討していますが、そのエンジンとして開発を進めてきたものです。最終的に開発形態がどのようになるか(純国産、共同開発、他)判りませんが、F-2戦闘機開発の際にエンジンを国産できる技術がなかった事から、ジェットエンジンを先行して開発していた経緯があります。機体についてはX-2先進技術実証機としてステルス性能などを検証しました。
米国のF-22戦闘機に搭載しているP&W F119エンジン(2基搭載)は推力16トン/基、日本でも導入し始めたF-35戦闘機に搭載するP&W F135(1基搭載)は19.5トンです(何れもアフターバーナー使用時)。
F135には及ばないものの、F119相当のものになった模様で(1世代のギャップ・・・)、次期戦闘機の想定がエンジンを2基搭載なので、合計推力はF-35を上回ります。更に、全長と入口直径が各々コンパクトになった事で、前方からのステルス性能が良くなっています。この意味で「ハイパワー・スリム・エンジン(High Power Slim Engine)」が実現できた事になります。
F135には及ばないものの、F119相当のものになった模様で(1世代のギャップ・・・)、次期戦闘機の想定がエンジンを2基搭載なので、合計推力はF-35を上回ります。更に、全長と入口直径が各々コンパクトになった事で、前方からのステルス性能が良くなっています。この意味で「ハイパワー・スリム・エンジン(High Power Slim Engine)」が実現できた事になります。
ここまで育ってきた戦闘機用ジェットエンジンを生かした開発になって欲しいものです。