今回から、録音を初め音声ファイルの編集もでき、多種の音声形式に対応する多機能なアプリ「Audacity」を使ってみます。
多機能なアプリ「Audacity」(Ver 2.1.0)は、オープンソースで開発していて、
こちらから「audacity-win-2.1.0.exe」をダウンロード・インストールします。
途中でエフェクト処理のプラグイン組み込みを問われますので、特に問題が無ければ全てインストールしておきます(
こちら)。
アプリ「Audacity」起動した所が
こちら。
先ずPCから発生する音声を録音する為の環境として、「ステレオ ミキサー」を選択します(
こちらを参照)。
「スピーカー」をそのままにしておけば、録音している内容を聴く事ができます。
アプリ起動後に一度録音・編集作業を行った後ではメニュー「ファイル」→「新規」を行う必要がありますが、起動直後は直ちに新規録音を開始できる状態になっています(メニュー「ファイル」→「閉じる」でも新規に録音可能状態になります)。PCの音声発生のタイミングを見計らって、メニュー「録音と再生」→「録音/停止」(または
赤い●ボタン)で録音を開始します(
こちら)。
停止はメニュー「録音と再生」→「録音/停止」(または
茶色の■ボタン)です。
今回は編集せずに音声ファイルに保存します。メニュー「ファイル」→「オーディオの書き出し」を選択すると(
こちら)、ファイル指定の画面で保存するファイルのフォルダ・ファイル名・音声形式を指定できます(
こちら)。
編集・加工を前提とする場合は「WAV」とすべきでしょうが、そのままモバイル・デバイスに移す場合はMP3形式の選択になります。この場合にはMP3を処理する為のdllモジュールを要求します(
こちら)。
指定のページからダウンロードして、「lame_enq.dll」だけをアプリ「Audacity」のプログラムを保存するフォルダにコピーします。これは初回だけで以降は「WAV」と同様に書き出しができます。
次の録音をする時、アプリで録音したばかりの状態を維持する時は、メニュー「ファイル」→「新規」で別ウィンドウに「Audacity」を起ち上げます。状態を破棄しても良い時は、メニュー「ファイル」→「閉じる」で同じウィンドウで次の録音を行う事ができます。