今回の綺麗な銀河・星雲は、
じょうぎ座(Norma)にある
双極性(Bipolar nebula)の
輝線星雲(Emission Nebula)「
NGC 6164 [仏語](Dragon's Egg Nebul)」です(
こちらと
こちら こちら とこちらとこちら)。中央の明るい恒星が「HD 148937」で、囲むガスはこの星から放出されたと考えられています。
ジェミニ天文台(Gemini Observatory)による画像
上掲の右上のオレンジ・バーはNGC6165で、合わせてNGC 6164-5(又はNGC 6164/6165)と呼びます。
Martin Pugh & Rick Stevensonによる画像
【画像削除】「HD 148937」は連星(Binary star)です。最近の研究では、2つの恒星の一方は他方と比べて特に若く、異なる磁性を持っています。また星雲(ガスとチリ)の中心は2つの恒星よりずっと若いのです(通常は恒星の外側ではなく恒星の内部深くにあります)。この事から元は3つの恒星から成っていたが、その内の2つが衝突・融合して新しい若い恒星が生まれたのではないかと考えられています。 【改訂】 2025年01月18日 23:50 追記、画像の追加
2024年12月27日 02:30 追記、画像の削除
2020年11月08日 18:45 画像の差替え
posted by 鎌倉太郎 at 19:00| 神奈川 ☁|
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日記-魅惑の銀河・星座
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