「
Interop Tolyo 2017」(開催会場:幕張メッセ、期間:6月9日まで)に行ってきました。同時開催に「APPS JAPAN」や「デジタル・サイネージ」もあります。企業向けの展示会ですが、本ブログの趣旨としてコンシューマー・ニーズ乃至ホームユースの面から気になった事を書きます。
気になったキーワードとしては、「セキュリティー」・「医療×IT」・「農業×IT」・「
IoT(=Internet of Things)」などです。
「セキュリティー」は最近「
ランサムウェア(Ransomware)」が話題に上っているからですが、セキュリティー全般の対策として、「
AI(=Artificial intelligence)」技術を活用しようとする傾向があります。「医療×IT」・「農業×IT」の様に一般企業向けではない展示をしているブースは少ないのですが、ここでもビッグデータを扱う「AI」が主要エンジンになっていました。ここでは状況データの入手からデータ分析(結果のビジュアル表示を含む)まで一貫した扱いができる事を目的とするプラットフォームを提供するとしています。状況データを入手する時のキーワードは勿論「IoT」です(
こちらを参照。カタログから借用)。
「IoT」の実現では、インターネットの普及、センサーの精度・安価の貢献がありますが、カメラの精度・安価と画像認識が別次元の状況データ入手で貢献していると思います。というのは別のブースで、危険地域への立ち入りを認識し、データ分析の成果を活用して、警報を通知するプラットフォームの展示などをしていたからです。酔っぱらいのような歩き方をしていると注意されるかも知れません・・・
今後の日本版GPS衛星「みちびき」などによる位置情報の活用で、これらのプラットフォームは更に幅広く高度化社会に役立ってくれそうです。
「デジタル・サイネージ」では床面設置のインタラクティブ・ディスプレイが、違う形で何カ所かのブースでありました。
こちらはプロジェクターによるものですが、子供たちがゲームなどに興じる事ができます。床に敷かれたシートの下にセンサーがあり、その情報を映像に反映できます。
こちらは自動車を載せても大丈夫というLEDです。
センサー機能もあり映像に反映できます。
「デジタル・サイネージ」用のディスプレイとして、「8K」・「防水」・「両面」・「透明」などのキーワードで展示していましたが、面白い展示の1つが
こちら。
冷蔵庫のドアが透明のインタラクティブ(タッチ操作可能)モニターになっています。
もう一つは斜めに画像を切断・組合せる
こちらのデザイン。
(正面から撮ったので分り辛いですが・・・)中央の部分は他よりも前に出ています。リアルタイムで画像分割を変えられるというので、モニターを回転しながら画像は(回転せずに)同じ位置で表示し続けたら、インパクトのある広告表示になるのではないでしょうか。
映像に関してインパクトはあったのは
こちら。
湾曲した壁面にプロジェクターで映像を映しています(レンガ壁の部分も映像です)。
posted by 鎌倉太郎 at 00:21| 神奈川 ☀|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記
|