土星の輪にある「キーラーの空隙」を土星探査機「カッシーニ」が精細撮影【改訂】
土星探査機「カッシーニ(Cassini–Huygens)」は、2017年9月15日にカッシーニ本体を土星の大気圏に突入させて運用を終了する予定です(こちらを参照)。その前に土星と土星の輪の間を抜けるなど大胆な軌道をとって、更に多くの成果を上げようとしています。
今回は土星の輪にある幅:35kmの「キーラーの空隙(Keeler Gap)」と呼ぶ領域を撮影しました(こちらとこちら)。
直径約7kmの岩塊である土星の衛星「ダフニス(Daphnis)」が「キーラーの空隙」の中にあり、間隙を維持すると共に重力により波打ちを起こしています。
【改訂】 2020年08月22日 10:10 埋込スクリプトの変更、画像の追加