モロッコ旅行(31) - 雑多な事柄
第6日目のこちらの投稿の中で、第7日目でマラケシュからエッサウィラに移動する時に、「アルガンノキに登るヤギ(Goats climbing an Argan tree)」を撮った事を紹介しています(こちらも参照)。何故アルガンノキとヤギが関連するのでしょうか。
アルガンノキの自生は現状モロッコ北西部などに限られていますが、過酷な乾燥地帯でも耐性が強く緑を保つので、ヤギは生き抜く為に葉や実を木に登って食べていた訳です。ベルベル人はヤギの排泄物を含め地面に落下した種子からアルガンオイルを作っていました。
コーヒーノキの実をマレージャコウネコが食した後の糞から種子を採取して、インドネシアの「コピ・ルアク」というコーヒー豆ができるのと同じ関係です。
現在はアルガンノキが栽培される様になりましたが、アルガンオイルは希少価値で高級品になります。「アルガンノキに登るヤギ」君たちは観光と宣伝にも役立っています・・・
エッサウィラの旧市街観光でこちらの木が私の目を引きました。
落ちていた枝先の葉の部分はこちらです。
近くには大きくなった複数本が植えられていました(こちら)。
発音では「ウイロー」と言われたので、確認で文字にしてもらった所「Willow(ヤナギ、柳)」でした。同行者も信じられないといった表情でした。インターネット上で調べてみましたが、画像検索の類似性を使ってもダメでした。どなたか分かる方が居られましたらご教示頂きたい。