スペースX社がファルコン9の打上げを再開、洋上回収も成功
スペースX(SpaceX)社のニュースリリースによると、2016年9月の打ち上げ失敗の原因を克服し、ファルコン9(Falcon 9)の打上げを再開しました。今回は10個のイリジウム衛星(Iridium satellite constellation)を低軌道へ配置する事に成功し、ロケット1段目の洋上回収にも成功しています。
打ち上げ時の映像がこちら。
ロケット1段目の回収に関する映像は動画の4分50秒辺りからで、5分30秒辺りで姿勢制御の格子状フィンを開いています。徐々に降下角度を垂直に近づけますが、エンジンを逆噴射したりフィンが微妙に動いて姿勢制御しているのが分かります。8分15秒当たりでは回収用の艀も見えてきます。
さて、今回の10個のイリジウム衛星は、「次世代衛星通信ネットワーク計画(Next-generation constellation)」により現在運用している66個の衛星を全て置き換える最初のミッションでした。2回目のミッションは4月を予定しています。
期待の世界最小ロケットによる超小型衛星打ち上げは失敗に【改訂】
メディアの速報によると、世界最小ロケットによる超小型衛星(TRICOM-1、3U Cubesat)打ち上げは失敗しました。第2段ロケットが点火しなかったという表現を使うメディアと、通信にに搭載したデータ通信機器からの情報が途絶えたので異常が発生しのでたと判断し第2段への点火を中止したというメディアに分かれますが、何れにしても2段目の点火に関わっているようですJAXAは話しています。原因は別途調査するとしています。
SS-520 4号機の打ち上げはこちらの公表予定の通りに行われました(映像がこちら)。
- SS-520-4号機実験の実施について【2017/01/13】
JAXAの説明によると、こちらの飛行計画計画で、ロケットの姿勢制御(ラムライン制御)がうまく行われたかなどの情報から第2段目を点火する「シーケンス移行可否判断」をする事になっていました。
残念な事でしたが、観測ロケットの流用と積極的に民生品を活用するという考え方は、今後も維持してもらいたいものです。
【改訂】 2017年01月17日 13:05 点火に関わる追記
ファイル・フォルダー名の一括変更(23) - Rexifer(3)
ファイル・フォルダー名の一括変更アプリ「Rexifer」の続きです。
前回にセパレータ「\」で振り分けるフォルダを指定しました。今回は処理したファイルを特定のフォルダに移動します。
フォーマットで移動先フォルダのタグ<MD>を使います(こちらを参照)。
この例では選択したファイルを<FN><SN>というファイル名として<MD>のフォルダに作成(又は移動)します。転送先のフォルダ<MD>はこちらの様に「オプション」の「ファイルの移動」タブで指定します。
「移動方法」で「フォーマットで指定」を選択すると、<MD>のフォルダ指定ができるようになります。今回は元のファイルはそのまま残す為「移動ではなくコピーする」にチェックを入れます。その他、<FN>タグの設定を確認し、リネーム処理をするファイルを選択してプレビューした所がこちら。
「実行」すると(元のファイルはそのままで)こちらの様に転送先のフォルダにファイル名変更したファイルを保存しているのが分かります。
但し、この場合は元のフォルダにファイルが残っている事もあり、処理前の状態には戻せません(こちらを参照。戻す為の実行ができないようになっている)。
「オプション」の「ファイルの移動」タブで、「移動ではなくコピーする」のチェックを外した場合には処理結果を戻す事ができます。