2016年12月16日
綺麗な銀河・星雲(528) - おおぐま座(Ursa Major)にあるレンズ状銀河「NGC 5308」
ファイル・フォルダー名の一括変更(7) - ファイル名一括変更(3)
今回はアプリ「ファイル名一括変更」で正規表現などで検索した文字列に対して変数などを用いて「ファイル名置換」操作をします。但し、利用できる機能などが多いので、良く使うであろう事例を実行してみるだけに止めます。
先ず、「フォルダから一括読込」アイコンにより、変更するファイルを一覧しているこちらをベースにします。
第1に文字列の先頭への挿入を行います。アプリ「bkrename」であれば文字列の追加操作ができましたが、アプリ「ファイル名一括変更」では単純な追加操作はできません。そこで任意の文字列を認識(検索)して、文字列をその前に指定する方法を採ります。
操作の例がこちらです。
検索文字列欄の「^」は先頭を指し、「(.+)」はファイル名を指します。より詳細には「.」は任意の文字、「+」は左の属性のものが幾つか続いている事を示します。「(・・・)」は検索した文字列のグループ化を行い、置換文字列欄に現れる変数$1の値とします。
ファイル名の末尾に文字列を追加するのは、拡張子がある事で若干複雑になりますが、こちらの様にできます。
検索文字列欄では「(・・・)」で2つの変数に分解するようにしています。「(.+)」は前と同様にファイル名を指しますが、「(\..+)$」は拡張子部分を示します。「\.」は1文字のドットを意味し、「$」は最後尾を指します。
文字列を2つの文字列に分解できる事が分かれば、こちらの様にアルファベットと順序数の間に「_」を挿入する事は容易に理解できると思います。
[a-zA-Z]は任意の(大小)英文字を示し、[\d]は数字を意味します([0-9]とも指定可能)。
上記の例で文字列と数字列を入替える事もこちらの様にできます。
ラベル:ファイル名一括変更