2016年11月26日
2016年11月25日
綺麗な銀河・星雲(518) - わし座(Aquila)にある原始惑星状星雲「IRAS 19024+0044」
カナダ紅葉とシカゴの旅(52) - シカゴ文化センター
シカゴ(Chicago)のダウンタウンにあるシカゴ文化センター(Chicago Cultural Center)は、観光ポイントになっている事もありますが、オペラ音楽の集いを含めて2度行きました。Google地図でこちら。
シカゴ文化センターの入口には牛の彫刻があります(こちら)。
元々はVIPを歓迎する市の公式レセプション会場を持つ中央図書館として建てられたので、何故「チャージング・ブル(Charging Bull)」シカゴ版(?)が置かれているのか分かりません。恐らく文化センターに模様替えをした時に(シカゴ商品取引所などがあるぐらいだから)寄贈されたのではないでしょうか。
VIPを迎えるレセプション会場として運営していた事もあり、ロビーは素晴らしい内装です(こちらやこちら)。
音楽会を開催(こちらを参照)した「プレストン・ブラッドリー・ホール(Preston Bradley Hall)」も、既にこちらで紹介していますが、こちらやこちらやこちらの様に素晴らしい内装です。
特にこちらのティファニー・ドーム(Tiffany dome)は世界最大との事。
音楽会の開催だけでなく、他の部屋では常設の展示会なども行っています(こちら)。
中庭(?)にあるこちらは、避難設備なのかアートなのか分かりません・・・
2016年11月24日
世界中でサイバー攻撃の様子をリアルタイムで表示するサイト(1) - 「Norse Attack Map」
こちらの投稿で世界中でサイバー攻撃の様子をリアルタイムで表示するサイト「Live Cyber Attack Map」を紹介しています(他サイトで「Norse」 or 「IPViking Live」と紹介している場合もある)。しかし、紹介時のリンクURLが変わったので、アクセスできなくなっています。新しいサイトは機能アップが図られています(こちらからアクセス)。
- 世界中でサイバー攻撃の様子をリアルタイムで表示するサイト(再掲)【2014年12月27日】
メニューが上掲通りの表示でなければ表示ウィンドウの幅を広げてください。また、「ROADING」でハング状態の時は「By Geolocation」のメニューを何度か強制クリックしてください。
ChromeとFirefoxとPale Moonでの動作は確認しましたが、IEとEdgeでは動作しないかメニュー表示異常になります。
新機能でフィルター選択などを付加していますが、専門家でなければ世界におけるサイバー攻撃の実態を知る事で十分でしょう。DoS攻撃(Denial of Service attack)などで、自らのPCが攻撃者の踏み台マシンにならないようにしたいものです。
今後、類似のサービスを紹介します。
11月の降雪として54年ぶりの記録
ブラウザ「Pale Moon」の新版で日本語パッケージが未だ提供されず
こちらで紹介したブラウザ「Pale Moon」の最新版Ver. 27をリリースしました(こちら)。しかし、サポートする言語パッケージがありません(こちらを参照)。
- 軽量でFirefoxと同等機能を持つ「Pale Moon」を使ってみる(1)【2016年02月10日】
暫く英語メニュー表示で我慢するか、言語パッケージが公開されるのを待つかの判断をする必要があります。
カナダ紅葉とシカゴの旅(51) - 建築家フランク・ロイド・ライトが活躍したオークパーク
シカゴ(Chicago)のダウンタウンの西に位置するオークパーク(Oak Park)という高級住宅街があります。ここには地元で活躍したの建築家フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が手がけた建築物が多く残っています。フランク・ロイド・ライトは、日本の帝国ホテル・ライト館(一部を博物館明治村に移築)を設計していて、日本の国立西洋美術館をデザインしたル・コルビュジエ(Le Corbusier)などと並ぶ四大建築家の一人。
フランク・ロイド・ライトのオークパークにおける活動は、世界に名が知られる前の第一次黄金時代と言えます。建築家協会主催の現地ツアーに参加、ダウンタウンからバスでオークパークに移動し、フランク・ロイド・ライトの自宅兼事務所の内部見学と地域の各邸宅の散策観光となりました。
先ず、自宅兼事務所がこちら。
住居部分の正面入り口です。内部の写真は撮れませんが、日本の文化(特に浮世絵)に親近感を持っていた様子が伺え、ボランティアガイドもそれらの紹介をする中で、観光グループ内に日本から来ている者がいるのを知って、「日本語での発音はこれでいいか・・・」などと質問されたりしました。
事務所部分の外装はこちら。
作業場としての環境を保存・再現していました。
地域で散策観光する各邸宅は全て内部非公開になっています。その幾つかを紹介します。
テレビで建物紹介されたエドガー・カウフマン(Edgar J. Kaufmann)の邸宅「落水荘(Fallingwater)」はペンシルベニア州にあるので対象外・・・ですが、そこでのせり出した地平線を強調するバルコニー工法「カンチレバー(Cantilever)」を類推できる家を見学しました(こちら)
「カンチレバー」に発展していく前のデザインで、オークパークにおけるプレーリースタイル(草原様式、Prairie Style)の第1号という邸宅がこちら。
プレーリースタイルの初期の代表作というのがこちら。
フランク・ロイド・ライトが独立した事務所を構えて最初の仕事がこちら。施主の希望で英国チューダー王家のスタイル(チューダー様式)を採り入れています。
2016年11月23日
カナダ紅葉とシカゴの旅(50) - ウィリス・タワーの展望台「スカイデッキ」から360度のパノラマ
シカゴ(Chicago)のダウンタウンのビル群で最も高いビル「ウィリス・タワー(Willis Tower)」(こちら)の展望台から360度の大パノラマを楽しみました(Google地図でこちら)。
ウィリス・タワーは屋根部分までの高さ:442m(アンテナ含:527m)で110階建て(108階?)。ダウンタウン・ビル群の模型でその威容を知る事ができます。
完成当時は高さ世界一でしたが今は(こちらの完成済みで)9位、全米で第2位になっています。
こちらが入口で展望台「スカイデッキ(Skydeck)」にエレベータ1分程で103階に到達しました。幸いに時期が外れていたのか殆ど待ち時間も要らなかったのですが、列に並ばない「Fast Pass」が2倍以上の料金になるので、とても混む事があるのでしょう・・・
早速に東方向の眺望です(こちら)。時計回りに見ていくとこちら→こちら→こちら→こちら→こちら→こちら。
天気が良い日であったので、遠くまで見えたのは良かった。
良く知られるようになったビルから飛び出した透明のバルコニー「レッジ(The Ledge)」がこちら。
写真を撮りたい人が並び、かなりの順番待ちになります。
テスラ社が自動運転の様子を映像公開
テスラ社(Tesla)が自動運転の様子を映像公開しました(こちら)。
ドライバーは全くハンドルに手を触れていませんし、駐車時はシステムに任せています(他社の状況を言えば、Google車、メルセデス、トヨタなどはこの範囲の技術は持っている・・・)。
米国・運輸省道路交通安全局(NHTSA)及びSAEインターナショナル(Society of Automotive Engineers International)による自動運転のレベルは概略ですがこちらの様になっています(今後変更の可能性あり)。
区分のポイントは、①加速・減速の自動制御 ②ハンドル(操舵)の自動制御 ③運転状況の監視分担で、これらの組合せ(実現レベル)です。上掲の映像からはレベル2以上である事は分かります。しかしレベル3との違いを示す「システムが要請した時のみドライバーが対応」が厄介です。例えば高速道路を走行中に何か危険をシステムが検知したとして、数秒後に運転をシステムからドライバーが受け継ぐ事ができるでしょうか。ドライバーは何が起こったのか判らず、どう対処すべきなのかパニックになるのではないでしょうか。
霧が濃くなって自動車のカメラ認識が十分にできなくなったとか、機器の故障を認識した場合は、安全に一旦停止してシステムからドライバーの運転に移行(対応の判断を移譲)する事は可能でしょう。「条件付き自動化」のレベルを細分化する様になるかも知れませんが・・・
現実にはカメラ認識は周囲360度を監視しているので、(色々な経験が積まれて)問題になりそうな状況への対応ができるようになれば、レベル3もクリアできそうに思います。こちらの例では後方から追突しそうな自動車が迫った時、発進動作をしています。
この場合も、(EVなら問題にならないが)エンジンが停止していたら・・・、ドライバーが既に降車動作をしていたら・・・、前が渋滞していたら・・・(これは事故扱い?)
自分の所有車が「自動運転」のどのレベルにあるか(無いか)をチェック・認識しておく必要がありそうです。我家の車はレベル1でしょうが、設定した一定速度での走行しかできない低いレベルです・・・
2016年11月22日
Bing翻訳もニューラルネットに基づく機械翻訳に対応
こちらでGoogle翻訳サービスがニューラルネットに基づく機械翻訳 (Neural Machine Translation) を導入したので試行しましたが、マイクロソフト社でもBing翻訳サービスが日本語でのニューラルネットに基づく機械翻訳に対応した(こちらの公式ブログ)ので使ってみました。
- Microsoft Translator launching Neural Network based translations for all its speech languages【2016/11/15】
Google翻訳との比較もあるので、英文は同じものを使います。先ずオバマ大統領が広島でスピーチした内容(の最初の部分)を翻訳したのがこちら。
米国NASAの記事(の前半)を翻訳したのがこちら。
カナダ紅葉とシカゴの旅(49) - シカゴ美術館
シカゴ(Chicago)のダウンタウンのビル群に勤める人々の憩いの空間としてグラント・パーク(Grant Park)があり、シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)が建っています(Google地図でこちら)。シカゴ美術館は多くの有名作品を所蔵しています。
正面入口がサウス・ミシガン通りに面したこちらです。グラント・パーク側の左横からもモダンな入口があります(こちら)。
ガイドブックによると、こちらのライオンの写真を撮って入場(有料)するのが、観光客のお決まりのパターンだそうです。
観光ガイドブックに掲載された作品を(全て順番に見ていたら1日掛けても見切れないので)、私なりに選択して鑑賞しました。所蔵作品の幾つかは既にこちらの投稿で掲げていますので、ポイントを絞って(美術鑑賞の素人の観点で・・・)紹介します。
先ず、クロード・モネ作の「積みわら」連作。25点のうち6点はシカゴ美術館にあるのですが、その1枚がこちら(他はWikipediaで掲載している)。同じ場所での同じ情景を時間・時期を変えて描き分けています。
次がOtis Kaye作の「Heart of the Matter」です(こちら)。
お札の超絶技法での描写が非常にリアル(一部の拡大がこちら)で、最初は本物の札を嵌め込んだのかと思いました。Otis Kayeはお札の騙し絵が得意なのだそうです。
日本のコーナーについては、以前の投稿で埴輪の写真を掲載しましたが、透かし彫りの欄間なども紹介していました(こちら)。
江戸時代の地図(こちら)まで集めているのには感心しました。
キリスト教関係が割と多かったように思いますが、あらゆる時代の作品を世界中から集めています。現代美術コーナーではAndy Warholの女優エリザベス・テーラーの肖像画「Liz #3」(こちら)も展示していました。